ワードプレスを始めるにあたり、初期設定でインストールされているテーマは外国産で使い勝手のよいものではありません。ほとんどのケースでテーマを選んでインストールする必要があります。
本屋に行けばワードプレスの本が並んでいますが、テーマ選びの内容はほとんど見当たりません。
自分のサイトに合ったテーマを選ぶには、テーマ選びの基準と、どんなテーマがあるかを知ることが必要になります。
国産テーマと外国産テーマ
特別な理由がない限り国産テーマを選んでください。日本語で設定が可能で、機能も充実しています。
外国産テーマは、中級者向けでデザインが気に入った場合に使用してもよいでしょう。外国産のテーマで日本語のサイトを使うとデザインが崩れる可能性もありますので気を付けてください。
無料テーマと有料テーマ
最初は無料テーマで充分です。人気のある無料テーマは、有料テーマと同等の機能を備えており、有料テーマと比べても遜色ありません。(後で紹介します)
有料テーマはデザインや機能面で優れている傾向にあります。最初は無料テーマを使い、ある程度ワードプレスが分かってきた段階で、気になった有料テーマを検討することをお勧めします。価格は1万円~2万円くらいです。
ここから日本製の人気テーマを紹介します。作りたいサイトが「個人のブログサイト」か「企業のホームページ」によってテーマ選びは異なるので、それぞれ見ていきます。
ブログ向けテーマ
個人でWordPressでブログを始める場合は、当然の如くブログ向けテーマを選んでください。下記のようなブログを書いて運営するための機能が盛り込まれています。
- ブログの機能がある
- 記事の作成機能がついている
- 広告管理ができる
それれは、人気のあるテーマを紹介していきます。他にも優れているテーマもあると思いますがリサーチしきれませんのでご了承ください。
有料テーマ
ざっと下記の通りです。私が思っている人気の順に並べてみました。正確なユーザー数は公表されいないため誰にも分かりません。
- JIN(ジン) 14800円 複数アカウント
- AFFINGER 5(アフィンガー) 14800円 複数アカウント
- SANGO(サンゴ) 10800円 複数アカウント
- STORK(ストーク) 10800円 1サイト
- 賢威8(けんい) 24800円 複数アカウント
- THE THOR(ザ・トール)14800円 複数アカウント
- Diver(ダイバー) 17800円 複数アカウント
- SWALLOW(スワロ―) 9900円 1サイト
アカウントについて
複数アカウント可能は、ひとりのユーザーが複数のサイトで使う事が認められています。委託などで別のユーザーのテーマとして使うのはライセンス違反になります。
2サイト以上を可能性があるなら、複数アカウントがOKなテーマがお得になります。
無料テーマ
Cocoonは当ブログでも使用しています。本当に無料を疑うくらい多機能です。デザインを簡単に変更できるスキン機能も豊富にあり、真っ先にお勧めします。
詳しくは、関連リンク無料テーマはCocoonで決まりをご覧ください。
テーマの調べ方について
ネットでWordPressのテーマを調べると、販売元のサイトは「ウチの商品はいいですよ~」とお決まりのごとく書かれています。
そのテーマを使っているブロガーさんのレビューはアテになりそうですが、アフィリエイトとして宣伝している場合があります。無料テーマより有料テーマが優れていると伝えて、その有料テーマの中でも報酬があるテーマを推す傾向があります。その為か少し偏りのあるレビューをしているケースも見受けられます。
もちろん公平なレビューもありますが、その区別がつきにくいのです。その辺りを踏まえながら調べてください。
私個人の意見でいうと、先ほど挙げた無料テーマ3つなら有料テーマと機能的な差はほとんどありません。無料で充分だと思っています。
ホームページ型のテーマ
ブログのように記事を更新していくスタイルではなく、トップページの記事が固定されています。ブログ向けよりも選択肢が広く、求めるデザインに近いテーマを選択するとカスタマイズの手間が省けます。
- Lightning(ライトニング) 無料
- LION MEDIA(ライオンメディア) 無料
その外にも「医療系」「士業系」「教育系」などの専門分野に特化したテーマもあります。
LPのテーマ
Web制作者以外は作ることは少ないと思いますが、一応触れておきます。LP(ランディング・ページ)は販売を目的とした縦に長いページです。
LPは必ずしもテーマを使うわけではありませんが、作成する効率の為にテーマが使われることもあります。
- Xeory (セオリー) 無料
企業のホームページ(LPを含む)の場合、デザイン物ができてからサイトを構築するため、既存のテーマを利用せず、独自のテーマを作る(テーマ化)場合があります。
まとめ
サイトのコンセプトが明確であれば、おのずと適切なテーマが見えてきます。よく調べて、適切なテーマを見つけてください。